植物探検ウォーク 「ギシギシ」と「カラスビシャク(別名へそくり)」を堪能
総勢30名。小幡和男先生を先頭に、洞峰公園の林床地を歩くこと2時間。
植物図鑑片手に参加した「植物博士君たち」の元気な質問や歓声とともに、楽しい植物観察ウォークでした。
日頃、見過ごしがちな場所に、個性豊かな植物たちが元気に育っていることに改めて気づかされたひと時でした。
今日のトピックスは、「ギシギシ」と「カラスビシャク(別名へそくり)」。
ギシギシは、路肩や田んぼのあぜ道によく見かけるタデ科の多年草です。食用にもなることを知りました。 シニアさんたちは、子供のころ振って遊んだら「ぎしぎし」音がするから「ギシギシ」とおしえてもらったことを思い出しました。
カラスビシャクは、花の形が小さな柄杓(ひしゃく)に似ているサトイモ科の多年草。球根がクリに似ていて、花茎の折れ曲がった窪みが臍(へそ)のように見えるから、「へそくり」とも言われます。この球根は「半夏(ハンゲ)」という生薬なので、昔、農家の主婦が畑仕事をしながら、このヘソクリの球根を集めて薬屋へ売って、自分の小遣い稼ぎにしていたようで、ここからいわゆる内職をして小金をためることを「へそくり」というようになったとか。なんだか、日本昔話の一話みたいなお話でしたね。
植物図鑑片手に参加した「植物博士君たち」の元気な質問や歓声とともに、楽しい植物観察ウォークでした。
日頃、見過ごしがちな場所に、個性豊かな植物たちが元気に育っていることに改めて気づかされたひと時でした。
今日のトピックスは、「ギシギシ」と「カラスビシャク(別名へそくり)」。
ギシギシは、路肩や田んぼのあぜ道によく見かけるタデ科の多年草です。食用にもなることを知りました。 シニアさんたちは、子供のころ振って遊んだら「ぎしぎし」音がするから「ギシギシ」とおしえてもらったことを思い出しました。
カラスビシャクは、花の形が小さな柄杓(ひしゃく)に似ているサトイモ科の多年草。球根がクリに似ていて、花茎の折れ曲がった窪みが臍(へそ)のように見えるから、「へそくり」とも言われます。この球根は「半夏(ハンゲ)」という生薬なので、昔、農家の主婦が畑仕事をしながら、このヘソクリの球根を集めて薬屋へ売って、自分の小遣い稼ぎにしていたようで、ここからいわゆる内職をして小金をためることを「へそくり」というようになったとか。なんだか、日本昔話の一話みたいなお話でしたね。